たくさんの患者さんの悩みに、国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターX東京義髪整形が挑戦しました。多くの患者さんの協力のもと、試作を繰り返してできあがったのが
ニット帽子に髪の毛をつけた ”まるでウィッグにしか見えないぼうし” です。
抗がん剤治療で紙が抜けた患者さんのために、ウィッグ(かつら)より手軽に使えるまったく新しい帽子を、アピアランス支援センターと医療用かつらメーカー東京義髪整形が開発しました。
ウィッグには「締め付けられて頭が痛い」「重苦しい」という患者さんの声が多く、またニット帽には「病人ぽくてイヤだ」「職場ではかぶりにくい」という訴えがありました。そこで、薄手のニット帽に毛髪をつけることを思いつき、患者さんに試してもらって改良を重ねてできあがったのが「ウィッグなぼうし」です。重さが65gでスカーフのように軽く、内側のひもを引っ張ることによって大きさの調整ができ、締めつけ感もありません。
こんな時にお使いください
- 宅急便などちょっとした来客で、そのたびにウィッグをかぶるのが面倒
- 放射線治療や検査などで、金属のついたウィッグを帽子に替えるのはメンドウ、でも脱毛した状態を人前に見せたくない時(頭頸部への照射の場合は脱ぐ必要があります)
- 家の中や入院中に、バンダナや帽子だと、ちょっと病人ぽっくて元気が出ない時
- 職場において、治療中なのはみんなが知っているので帽子で仕事してもいいと言われているが、一人だけ帽子でいるとちょっと目立ちすぎて気になる時
- ウィッグ着用を知っている気のおけない友達と食事。ウィッグをかぶるのはうっとうしいけど、だからと言って帽子という雰囲気ではない時
商品紹介
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